ルンバの修理 - ルンバがベースに戻らない
Symptom - ルンバがベースに戻らない
うちのルンバが壊れました。ルンバ560という並行輸入品なのですが、ベースに戻らなくなりました。ベースに戻らないだけだとベースに問題があるか本体の問題かわかりませんが、バーチャルウォールにも反応しなくなり我が家のラグをもっしもっし荒らしまわるようになりました。合理的に考えれば本体に問題がありそう、しかも写真のように突き出ている赤外線センサーに問題がありそうです。
Root cause - 赤外線センサへの配線が断線
案の定中を開けてみると赤外線センサへ伸びる線が切れています。実は一度前に修理したことがあったのですが、再び同じ箇所が切れたようです。恒久的な修理のためには部品交換しかないようです。
Fix - バンパと赤外線センサの修理
早速ルンバのパーツショップで部品を注文しました。届いた商品がこちら
早速修理をしていきます。
分解 - 上面パネルを外す
上面パネルを剥がしてルンバのマザーボードにアクセスできるようにします。 ダストビンを外して後ろからカバーを外すのが楽です。 マイナスドライバーで内側をはがすと外しやすいです。 うまく外すとこんな感じ。
分解 - バンパーを外す
まずは邪魔なので回転するサイドブラシと前の小さいタイヤを外します。 そうすると裏からバンパのネジ外しやすくなるので、ネジを全て外してバンパを外します。
バンパが外れました。
分解 - 赤外線センサを外す
そうするとこんな感じに3本の赤、白、黒の線でつながっているのがわかると思います。これを本体から抜いてバンパを完全にフリーにします。
上面パネルの下の上面シャーシを外して基板を丸出しにします。
つながっている部分はこんな感じに見えるはずです。
これを引き抜くとバンパが外れます。
組み立て - 新しいバンパに赤外線センサを取り付ける
次は新しいバンパを組み立てます。購入したパーツはこんな感じ。 この線が出てるほうが赤外線センサの土台。土台の上にバンパを載せて透明な赤外線センサの放出口を載せます。赤外線センサの下パーツと上パーツでサンドする感じです。下パーツ側からネジで止めるとこんな感じ。
バンパを接続して組み立て
あとはこれを元に戻していきます。赤外線センサを接続して バンパを組み立てて戻していきます。
出来上がり
新しくなったバンパをつけた本体と古いバンパです。
Test
新しくなったルンバはちゃんとベースに戻るしヴァーチャルウォールを守るしとてもよいです。直りました。